循環器内科ではアンギオ装置・心筋シンチ・マルチスライスCT・心臓MRIが整備され、狭心症、急性心筋梗塞に対して、いわゆる風船療法・ステント治療を行っています。また不整脈の治療としてペースメーカー植込み術も積極的に取り組んでいます。補助循環装置としてIABP(大動脈内バルーンポンピング)、PCPS(経皮的心肺補助)が実働しています。
循環器内科が取り扱う疾患は、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)などの動脈硬化性の病気、心筋の病気(心筋症)、心臓弁膜症が主なものです。これら疾患の結果、心不全状態に陥りますが、それも治療します。動脈硬化が足の血管に生じると足に流れる動脈血流が乏しくなり、長時間歩けなくなります。これを閉塞性動脈硬化症と呼び、心臓同様、風船療法が有効である場合があります。また、動脈硬化の危険因子である高血圧、高脂血症、糖尿病も指導の対象となります。心臓血管外科の治療が必要な場合は、適宜紹介します。
以下に平成22年度の当科の診療実績を記します(平成22年4月から23年3月まで)。心臓カテーテル検査総数は892例(診断CAG
486例、PCI 249例、PTA 94例)であり、昨年度より増加しました。PCIの内訳は、POBA 34例、Stent233例、DCA
3例、血栓吸引 21例、Cutting balloon angioplasty 1例でした。PTA 94例の内、Stentは68例でした。IVC
filter留置 7例(一時的 4例、永久 3例)、Pacemaker植込み 46例(新規36例)でした。心筋シンチ総数は418例(その中で負荷心筋シンチ383例)、心エコーは経胸壁が4943例(109例は病棟ベッドサイドで施行)、経食道23例、Treadmill
exercise test 251例、Master負荷心電図 9例、ABI 913例、TBI 112例、SPP(skin perfusion
pressure)は50例、Holter ECG 436例、ABPMは67例でした。MDCTによる冠動脈CTは251例。心臓MRIは69例(内77例は造影)。
・平成22年までの当科診療実績 (PDF
47KB)
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