2.生態と習性

<不完全変態>

蚊やハエと異なりサナギの時期がありません。

1世代が非常に長く、親になるのに大型のクロゴキブリでは半年〜1年、小型のチャバネゴキブリでは40日かかり、1年中発生します。

<雑食性>

何でも食べ、特に流しのすみにたまったゴミやガス台にたまった汁や油などは絶好の食べ物です。

糞便やタンなどの汚物、動物や昆虫の死体なども食べ、エサが無ければ共食いします。

<水を好む>

エサがなくても水さえあればかなりの期間生存します。

逆にいえば、ゴキブリが生存するには水が必須といえます。

<夜間行動性>

暖かい場所を好み、昼間は暗くて狭いすき間にひそんでおり、主として夜間に活動します

昼間1匹見かけたらその家には100匹いると言われるぐらい夜間に活動します。

<群居性・隅走行性>

仲間・親子共々群れをつくって、目のつかない場所に潜んでいる。

また、コーナーをつたい、物のへりにそって歩きます。

<潜伏性>

集合フェロモン(メス)により昼間は一定して潜んでいる。

潜伏場所・・・暖かい所・暗い所・エサに近い所・湿気のある所・狭いすきま等

3.駆除方法

ゴキブリの駆除で1番大切なことはゴキブリの住めない環境をつくることです。

(1) 食品は容器に入れ、きっちりとフタをしておくことです。

(2) エサになりそうなゴミ類はフタのあるゴミ箱に入れておくことです。

(3) 台所周辺の整理・整頓をしておくことです。

(4) 砂粒のような黒いフン、排泄物がたくさんある場合には掃除をして取り除いておくことです。

<器具を使用した駆除方法>

・ゴキブリの通路に市販の器具をしかけるとよいでしょう。器具には粘着シート・トラップなどがあります。

・薬剤による駆除を同時に行えば一層効果があがります。

<薬剤を使用した駆除方法>

まず、ゴキブリの出没箇所を調べることが大事です。

器具・薬剤の置き場

塗布する方法・・・引き出しの奥、流し台の下、調理セットや壁の間などの生息場所や出没箇所に市販の薬剤を帯状に塗布します。

煙霧する方法・・・市販の煙霧用薬剤を使用します。1番手軽な方法ですが、残効性がないので他の方法と併用した方が効果があります。

毒エサによる方法・・・エサになるようなゴミを片づけた後市販の毒エサをゴキブリの通路にしかけておきます。

直接噴霧方法・・・生息場所や出没箇所を中心として市販の薬剤を散布します。

※注意すること

噴霧・散布する場合、使用に先立ち食物・食器・ペットなどを別の部屋に移しておくことです。

薬剤を希釈する場合は直ちに使用し、残った場合はその都度処分することです。

使用後、手袋類はもちろん容器や器具も十分石けんを用いて洗浄しておくことです。

薬剤は乳幼児が誤って食べないように、手の届かない所に置き、十分注意することが必要です。

万一、誤ってのんだ場合は直ちに吐き出させ医師の治療を受けましょう。そのときは使用されている薬剤名も告げましょう。

 

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  電話:072−960−3804